かわいい家づくりのヒント【輸入住宅に注目!】
輸入住宅とは?
そろそろ住宅を購入したいと考えている方に、おすすめしたいのが輸入住宅。日本では見られないような特徴的で素敵なデザインが大きな魅力で、外国映画のワンシーンに出てくるようなかわいい佇まいは、必ず小さな子供にも喜ばれるでしょう。
そもそも輸入住宅というのは、海外で培われた設計方法を基に資材を輸入し、それを日本で建築する住宅のこと。設計そのものが欧米風のため、外観だけでなく内装に至るすべての面において、洗練されたデザインが施されています。ほかの家とは少し違った自分らしい家を造りたいと考えている方には、輸入住宅は最適といえるでしょう。
外観は、年月がたっても飽きが来ないクラシックなものが多く、流行に左右される日本の住宅とは違った趣があります。北米調の総レンガ造りの住宅や、屋根裏部屋の小窓を思わせるドーマー窓を施した住宅、まるでリゾート地の別荘のような住宅など様々なデザインがある点もポイントの1つです。室内のレイアウトも、個室で区切る日本従来のレイアウトとは違い、広々とした空間を機能的に使えるようデザインされているのも特徴的。室内装飾にもこだわりのあるデザインが多く、デザイン性を重視する女性にはとても魅力的な住宅です。
家づくりにとことんこだわりたい人のために、お家選びから、家具・雑貨などのインテリアで失敗しないためのポイントを3つにまとめています。
かわいい家づくりへの3つの道しるべ
その1 輸入住宅に注目してみる
こだわりのいくお家を叶えるために大切なことは、まず自分たちの求めているイメージをはっきりと定めること。そのためにまず、たくさんの家の施工例を見てみるのがおすすめです。どのような家が自分たちの理想に近いか、自分たちだったらもっとこんな家がいい!という希望を出しやすくなります。
伝統的な和風建築も趣があって魅力的ですが、「かわいい家」をお望みならば、やはり輸入住宅がおすすめ。輸入住宅と一口に言っても、ヨーロッパ系、北米系、アジア系等いくつかの系統に分かれますが、どのスタイルも100年以上にわたって受け継がれてきた伝統的なスタイルが特徴的。ハウスメーカーによって得意とするテイストがあるため、イメージに近い系統の輸入住宅会社のホームページなどから、施工例の写真などを見てみると良いでしょう。
その2 設計段階から家具の置き方をイメージすること
気にいったハウスメーカーが見つかり、いよいよ本格的に家の設計を行う段階で実は重要なのが、新しい家にどのような家具を置くかということ。家具やインテリアに関しては、「家ができてから考えればよい」と思いがちですが、あらかじめどこにどのような家具を置くかイメージしておくことで、間取りはもちろん、コンセントや各種スイッチ、水周りなどの配置をより使い勝手の良いようにカスタマイズすることができます。例えば以下のようなケースが考えられます。
- これまでの家具を使う場合…設計段階から家具のサイズや、どこにおきたいかを相談するのがおすすめです。
- 家具を造りつけにする場合…「見せない収納」で部屋をスッキリ見せられます。ただし、棚などを造りつけにすると、後に模様替えしたくなった場合に不便が生じる際もあるため注意が必要です。
- 新しく家具を購入する場合…家具を新しくする場合は、これから造る新居のイメージに合わせたぴったりなものをそろえることができます。特に大きな家具は長く使うものですので、シンプルで丈夫なものを、自分の目で見て選ぶことがポイントと言えます。
その3 雑貨はテーマを絞ってそろえること
ナチュラルでかわいいインテリア造りに欠かせないのが、照明や小物、植物などをはじめとした雑貨類。ナチュラルテイストの家づくりを目指す場合は、壁や床、収納や大きな家具などは白やベージュを基調としたシンプルなものを選ぶのが基本。そこへどのような雑貨を置くかによって、シンプルナチュラル、ナチュラルモダン、北欧ナチュラル、アジアンナチュラルなどの様々な個性をプラスすることができます。
ここでポイントとなるのが、別々のテイストを混在させないこと!1つ1つの雑貨を見るとどれもかわいく、ついつい家の中に取り入れたくなってしまいますが、例えばフレンチテイストのものとアジアンテイストのものを両方インテリアに取り入れてしまうと、ごちゃごちゃした印象になってしまう恐れがあります。
いくつかのテイストを絶妙にミックスさせて統一感を出すという上級者テクニックもありますが、まずは、1つ基準となるテイストを決め、雑貨類はそのテイストにそろえることでインテリアが格段におしゃれになります。
輸入住宅を購入するメリット
ここまで、輸入住宅の特徴について解説してきましたが、それでは建てるメリットやデメリットにはどのようなことが挙げられるでしょうか?
メリット
輸入住宅のメリットとして、構造の点で床や壁、天井といった面を支える2×4工法などが使われているため、日本家屋のように柱で支えるよりも耐震性に優れていることが挙げられます。面を組み合わせて造るため、気密性が高く断熱性に優れていることも魅力的です。また、何世代にも渡って生活することを前提に建てられる欧米の住宅は、耐久性や耐火性に優れた素材が使われているので、子や孫に受け継いでいきたいという考えをお持ちなら、最適の住宅といえるでしょう。
デメリット
設備の故障や破損などが起こった場合に、対応に少し時間がかかってしまうことがあります。しかしこの場合、アフターフォローのしっかりした建設業者などと契約しておけば、それほど心配することはありません。他に外観や内装に似合う家具を探すのが大変というデメリットもありますが、家具は専門店などでアドバイスを受けることで、自分の家にあったものを見つけ出すことができます。
購入時に注意しておきたいのが、海外で使われている資材が日本の基準にあっているかどうかという点です。日本の基準にあっていない場合、最悪建設ができないということも起こりうるので、気を付けておきましょう。建設期間に関しても、資材の調達が船便などで送られてくるため、余裕を持ったスケジュールをたてておくことが求められます。資材の在庫などについては、事前に確認しておくとよいでしょう。また、工期の遅れを生じさせるような細かな仕様変更は、できるだけ事前に十分検討しておき、スムーズに工期が進むよう確認しておくことをおすすめします。
輸入住宅と国産住宅の違い
これまでのことで分かる通り、輸入住宅と国産住宅の決定的な違いは「資材」となります。国産住宅の場合には性能面を重点とした資材が使われることが多い傾向にありますが、輸入住宅ではデザイン性に比重を置いた資材が使われる場合があります。
しかし、日本では建築基準法に則った資材や工法で家づくりを行わなければなりませんので、資材選びにはある程度の制約がかかってきてしまうことを覚えておきましょう。
そのための基準となるのが「JAS規格」。これは日本農林水産省の基準をクリアしている資材などに与えられるものです。ただし、アメリカなどの海外にも同様のものがあり、相互に認証が実施されているものであれば、資材として使用することは可能です。
また、輸入された資材を窓やドアに使用する場合、防火性能のテストをクリアした輸入材であれば問題なく住まいの一部として使うことができる場合もあります。逆をいえば、このような規格や規制などに適合していなければ、その資材は住まいに使うことはできません。輸入住宅を建てるためには、ハウスメーカーがどのような資材を使って家づくりをしているかも、注意しておくといいでしょう。
輸入住宅は、優れたデザイン性だけでなく機能や構造面においても様々な価値があります。これから住宅購入を考えている方は、マイホームの選択肢の1つとしてぜひとも考慮してみてはいかがでしょうか。
木の温かみのある広々とした空間で、外国映画のようなスタイリッシュな生活を楽しめる輸入住宅は、家族みんなが楽しめる、素敵なお城のような住空間です。オリジナリティ溢れる欧米風の外観デザインは、周りの人から羨ましがられるだけでなく、参考にしようと注目される存在になるかもしれません。
住宅購入は、人生にとっても一大イベントの1つです。十分に検討し、間違いのないようじっくりと考えて購入することが求められます。その選択の際には、輸入住宅という選択肢もぜひ考慮してみてください。
お好みのスタイルから輸入住宅を選ぶ
いわば自分たちだけのお城となる家。「おしゃれ」「かわいい」「アンティーク」など、建てたい家のテーマはどんどんわいてくるものですよね。ですが、あれもこれもと詰め込んでしまっては統一感がなくなってしまい、理想の住まいは実現できません。家を選ぶ際にまず決めておきたいのは、自分がどのようなテーマの家に住みたいか。家を彩るメインカラーや使用する素材などを先に決めておけば、統一感のある好みの家を購入することができます。ここでは輸入住宅の施工事例を地域別に紹介しました。写真付きなので、イメージに近い住宅探しに役立ててくださいね。
展示場へ行く
建てたい家の好みやテーマなどのイメージがまとまったら、次は展示場で家を見てみましょう。住宅展示場では、外観だけではわからない内装や間取りを見ることができます。生活導線や日当たり、通気性など、家としてきちんとした機能が備わっているかどうかチェックしておくことが大切。ここでは展示場の紹介や、見学の際に注意しておきたいポイントを掲載しています。本当に住みやすくおしゃれな家を探すには事前の準備が肝心です。展示場見学でのチェックポイントを確認しておきましょう。
家具・雑貨を探す
家づくりにとことんこだわりたいなら、見逃せないのが家具・雑貨ですよね。配置やデザイン次第で家の雰囲気が変わる重要なアイテムなので、妥協せずにじっくり選び抜きたいもの。毎日使うものなので、見た目だけでなく質感や機能性にもしっかり目を向けて選びましょう。ここでは理想の家を実現するための家具・雑貨探しをレクチャーしています。おしゃれな家具・雑貨を取り扱っているお店の情報も掲載しているので、興味がある方はご覧ください。
輸入住宅が得意な工務店を知る【関東エリア厳選】
輸入住宅を取り扱っているメーカーの中でも特に関東エリアで人気を集めている3社をピックアップ。
洗練されたデザインが魅力の輸入住宅は、その環境下で快適に過ごすための工夫がされています。メーカーごとに強みは異なるものの、いずれも日本の気候や環境に合わせて機能性を高めつつ、見るのも楽しいおしゃれな家を提供してくれるので、信頼性はトップクラス。ここでは各社の施工事例とともに、家づくりの特徴や利用者の口コミも掲載しています。信頼できるメーカーを探してみてください。
輸入住宅づくりのチェックポイント
輸入住宅らしいポイントの1つ・階段
輸入住宅を建てる際には、こだわっておきたい独特のポイントがあります。その1つが階段。せっかく外国風に家を建てるのなら、日本風の階段では不釣り合いになってしまいます。日本のメーカーと異なり、海外メーカーでは「サーキュラー階段」や「折り返し階段」など、階段のデザインがバラエティ豊かなのが特徴。さらに素材や手すりなど、高級感や手触りを重視しているのも海外メーカーならではです。輸入住宅ではイメージが何よりも重要。理想の住まいを実現するために、階段にもこだわってみてはいかがでしょうか。
輸入住宅らしいポイントの1つ・窓
階段の他に輸入住宅でこだわりたいポイントは窓です。窓は家の外観の中でも目に留まりやすく、その家の雰囲気を左右する重要なパーツ。海外風の家を建てるなら、シンプルな窓にするのはもったいない!少しだけ工夫することで、家がぐっとおしゃれになるでしょう。輸入住宅で取り扱う海外メーカーの窓は、通風性・採光性をきちんと確保する機能が備わっています。日本の四季に合わせた高い機能性が特徴なので、上手に取り入れることでおしゃれさも暮らしやすさも手に入れられますよ。
輸入住宅の印象を決める重要な部分・屋根について解説
輸入住宅の外観や印象を決める要素として重要なのが屋根。素材にはアスファルトシングルや輸入瓦、ガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板など幅広い種類があります。海外風の家を建てるなら、それぞれ外見上の特徴や耐久性などを知っておくのもよいでしょう。建てたいイメージによって選ぶことで、よりおしゃれな家に近づきそうですね。
輸入住宅は地震にも強いの?耐震性について解説!
長く住みたい家だからこそ気になるのが家の耐震性です。おしゃれなだけでは安心して家に住むことはできませんよね。輸入住宅は一般的に耐震性や耐火性に優れている造りが特徴です。ではどのように建てられているのでしょうか?災害に強いその理由は?ここでは輸入住宅の主な工法を紹介します。特徴やメリット・デメリットも掲載しているので、万が一に備えて家の安全性を知っておきましょう。
輸入住宅の価格
輸入住宅に限らず、家は一生分のお買い物です。一度作れば簡単に手放すことが難しいもの。そこで気になるのが輸入住宅の価格帯ではないでしょうか。海外との結びつきによって実現する輸入住宅は、時代の変化や海外での円相場によって価格が変わります。また、特殊な工法が必要なので一般住宅と異なる人件費が発生します。このように決まった相場がないのが輸入住宅の特徴ですが、まずは「大手」「それ以外のメーカー」で考えるとシンプルでしょう。2つの価格から比較することで、自分の予算やイメージに合わせた家づくり計画が立てやすくなるかもしれません。
輸入住宅を購入する際の流れ
家は一生分のお買い物なので、購入まで慎重に進めていく必要があります。ここで購入の流れを知っておくと計画が立てやすくなり、準備がスムーズになるでしょう。海外の暮らしを再現した憧れの家を建てるためには綿密な計画が必要です。このページでは予算の確保から土地・メーカー選び、契約に至るまでの流れを紹介しています。流れごとにチェックするべきポイントを押さえているので、理想の家を建てるために目を通しておきましょう。
輸入住宅らしいポイント:キッチン
住まいの中でも生活を支えるための基盤となるキッチン。使いやすいことはもちろんですが、「毎日使うならとことんおしゃれにしたい!」という思いは誰でもあるのではないでしょうか。とはいえ、海外メーカーで扱っているキッチンが本当に信頼できるものかどうか気になるところですよね。日本では機能性を重視する一方で、海外では「キッチン=インテリア」と考える人が多いもの。機能性とデザイン性を両立するには、メーカーごとにパーツを組み合わせるのが最適です。自分だけのオリジナルキッチンを作れるのは輸入住宅ならでは。ぜひこだわって理想のキッチンを実現してみてください。
大切な要素となる土地選び
住みやすさを決定するのは、結局は家が建つ土地です。家はただ建てればいいものではありません。輸入住宅はデザインや住みやすさにこだわりがちですが、利便性が高い環境を選ばなければ住みにくくなってしまい、せっかくのこだわりも水の泡に。住宅は一生分のお買い物です。土地の価格や施設、交通機関、治安の良さなどをよく考えて土地を選びましょう。土地選びで見ておくべきポイントをまとめているので、住みやすい家を建てたい方は要チェックです。
キッチンやバスルームの設備機器の選び方
家の生活導線となるキッチンやバスルームですが、輸入メーカーの場合は日本の仕様と異なるものが多く、「どのように選べばいいのかわからない」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。家の雰囲気を決める大事なパーツなので、失敗したくないですよね。ここではナチュラル・カフェといったテーマ別に、キッチン・バスルームの特徴を掲載しています。使いやすさやイメージに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
設備もチェック!輸入住宅にピッタリなキッチン・バスルームって?
様々な輸入住宅の様式を知ろう
輸入住宅にはさまざまな様式があり、様式によって雰囲気や造りがかなり変わっています。アメリカで作られたのかヨーロッパで作られたのかでもテーマが異なるので、自分のイメージしている住宅がどの様式に近いかを考えてみるとよいでしょう。ここでは海外住宅で使われている4つの様式をピックアップ。
その特徴を写真付きで掲載しているので、どのような様式があるのかチェックしてみてください。
住宅ローン
家を購入する際に考えておきたい住宅ローン。各銀行が提案する銀行ローンや、全期間固定型ローンとして代表的なフラット35などそれぞれの住宅ローン情報を掲載しています。ローンの特徴やメリット・デメリットもまとめているので、自分に合ったローンはどれなのか事前に目を通しておくと家づくりがスムーズになるでしょう。