輸入住宅らしいポイント:キッチン
せっかく輸入住宅を建てるのなら、外観だけではなく内装も輸入住宅らしくしたいですよね。
内装のポイントはやはりキッチンです。輸入住宅らしいキッチンにすれば、家全体が外国のような雰囲気になります。
今のシステムキッチンが気に入っているという人も、ぜひこだわりの輸入キッチンを一度検討してみてください。
日本メーカーのキッチンと海外メーカーのキッチンの違い

マイホームで生活する中で、キッチンは生活の要ともいえる場所です。そのため、海外メーカーのキッチンを取り入れることに不安を感じる人もいるかもしれません。
日本メーカーのキッチンと海外メーカーのキッチンでどのように異なるのかは、やはり気になるところだと思います。
日本メーカーのキッチンと海外メーカーのキッチンの一番の大きな違いは「何を重視しているか」だといえるでしょう。
日本メーカーのキッチンが重視しているのは「機能性」あるいは「合理性」
日本のキッチンの便利さや使い勝手の良さは、海外メーカーのキッチンに決して引けを取りません。
効率よく作業できるように計算されたつくりになっているため、多くの人が満足していることと思います。
しかしながら、日本メーカーのキッチンは機能性を優先しているため、どこも似たようなデザインになり、面白みを感じないという方もいらっしゃるでしょう。
海外メーカーのキッチンが重視しているのは、「デザイン性」
海外では、キッチンをインテリアだと考える人が多いのです。ただの作業台ではなく、インテリア。
だからこそ、機能だけではなくデザインにも強いこだわりをもつのだといえるでしょう。デザイン性の高いキッチンは、家全体の雰囲気をも変えてくれるはずです。
日本メーカーのキッチンと海外メーカーのキッチンがこのように異なるのは、ニーズの違いによるものだと考えられます。
オススメの海外メーカーキッチン①「木製キャビネットタイプ」
海外メーカーのキッチンを選ぶのであれば、ぜひおすすめしたいのが「木製キャビネットタイプ」です。
木目が大変美しく、部屋全体を温かい空気に包みこんでくれます。
デザインはバラエティに富んでおり、ナチュラルな雰囲気のものもあればクラシックな雰囲気のものもあります。
アメリカではこのタイプのキッチンが多く、このタイプのキッチンを販売しているのもアメリカのメーカーがほとんどです。
木製キャビネットタイプのキッチンを取り入れる際は、家の雰囲気にマッチするものを選ぶとよいでしょう。
木の種類も様々で、主にパイン材やメープル、チェリー、オークなどが用いられています。
木でできたキッチンだと汚れやすさが心配になるかもしれませんが、その場合は樹脂シートを張ったタイプを選ぶとよいでしょう。
オススメの海外メーカーキッチン②「モダンタイプ」
アメリカンな木製キャビネットタイプのほかに、イタリアやドイツのメーカーが販売しているモダンタイプのキッチンもおすすめです。
モダンタイプのキッチンは直線が多く、シャープで洗練された雰囲気があります。
アメリカの木製キャビネットタイプがナチュラルで温かみがあるのに対し、ヨーロッパのモダンタイプは都会的でおしゃれ感があります。
モダンタイプはキャビネットの扉や取っ手のバラエティが豊富で、選ぶ楽しみがあります。木製キャビネットタイプのように立体的な装飾があるデザインは多くありませんが、精巧な雰囲気では負けていません。
また、表面を加工している手入れしやすいタイプが多いのもメリットです。
アメリカンな木製キャビネットタイプもヨーロッパ風のモダンタイプも、どちらもとても素敵なので選べないという人もいるかもしれません。
そんなときは、住宅の外観をもう一度見てみてください。どんなに素敵なキッチンでも、外観と合っていないとどこかチグハグな感じになってしまいます。叶えたい家のデザインテーマを決めてからキッチンを選ぶといいかもしれませんね。
輸入キッチンでこだわりのマイホームに

日本メーカーのキッチンを入れるときには、1つのメーカーを選べばそれでおしまいです。
しかし、外国メーカーのキッチンを入れるのであればいくつかのメーカーの部材を組み合わせることになります。少し手間に感じるかもしれませんが、それだけ選択肢が増えるともいえますね。
また、キッチン本体は外国メーカーのものにして、一部だけ日本メーカーの部材を入れるというのも可能です。
内装にこだわるのであれば、キッチンは外せないポイントです。親せきやお客さんをマイホームに招待したときにも、外国風のステキなキッチンだったら自慢できますよね。
使い勝手やデザイン性、ほかのインテリアとの相性などを考えながら、マイホームにぴったりのキッチンを選んでくださいね。